【体験談】育児休業 男性取得事例がない建設会社で3ヶ月とった方法

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育休は男にも与えられた権利です。(一部条件該当者を除く)

取得したら可処分時間が激増する!
取らない手はないね!

育児休業というワードは最近ニュースでよく耳にするようになりました。

男性の取得率アップを目指すーなんて言っていますが、現実はなかなか厳しいものです。

そこで、ただでさえ取得者がほとんどいない建設系の会社にて、(弊社も当然ゼロw)

3ヶ月間もの長期間の育児休業を取得することができた私の体験談を紹介します。

・男性だけど育児休業を取りたい
・取得したいけど、会社で取得事例がないので、書類も何もない

結論:申請書(自作でOK)を提出すれば取得できます

結論を先に言うと、申請の意思を会社側に伝えた時点で取得可能になります。
私の場合は、会社に申請書式がなかったので(女性は取得したことがあったので、多分あるはずなのですが…。)
厚生省にあるサンプル書式を引用して提出しました。
次項以降で、具体的に自分が実践した流れを紹介します!

自分の市場価値を確認しておく

今の会社では営業として採用されたのですが、ひょんなことから施工管理をやるようになって2年が経ちました

ちなみにですがこの期間、コンクリート診断士を取得し、1級土木施工管理技士の一次試験をちゃっかりとっています

前職のコンサル時代では、実績らしいものが一つも作れなかったので、この2年間は必死で経験と資格を積み上げたのです!

その甲斐あって、数社転職活動をしたのですが、年収50万〜100万円アップを提示していただくことが出来ました

結局、勤務条件面で今の会社を上回ることがなかったので、転職をすることはなかったのですが、

育児休業を申請するにあたって、とっても強気に出ることが出来たのでやってよかったなと思ってます。

こんな感じで、日々の業務とプライベートの時間を市場価値向上のために使って、たまに転職活動をして社外からの評価を確認しておくと

気持ち的に楽になるんじゃないかなと思います。

【部長編】嘘も方便!?状況を整理してから相談しよう

育児休業はまだまだ男がとるのは甘えだ!って思われがちな世の中です。

私は最初、自分のことだけを考えて、育休期間について所属部長に相談しましたが、

その間、業務はどうすんだ!と一喝されましたw

最初に提示した期間は以下の通りです。

<設定理由>
・夫婦のどちらかが、育休に入ると長男(2歳)は保育園を退園しなければならない
(自治体によります。)
・権利なのでどうとでもなるだとという発想だった
・受注できていた業務が少なかった
 我々夫婦は各家族なのですが、住んでいる自治体は、育休に入り次第保育園を退園しないといけないルールになっていました。
なので、我が家にとって最良の選択は、嫁が産前産後休業を取得している間は、両家の母親にフォローしてもらい、
その期間が終わると同時に、夫婦揃って育児休業に入ることでした。

しかし、自分の部署は二人しかいないこともあり、現実的ではなかったので、以下のように修正しました!

<設定理由>
・業務の開いている期間を狙って取得
・自分たちの家の都合は二の次!
 実は家庭の事情が変わって、産後休業の間を親に面倒みてもらうことが困難になったため、上記のような修正をしました。
おかげで、上司も納得感が高くなって、社長へのアプローチを後押ししてくれるようになりました!
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家庭の事情が取得の後押しとなったけど、
嫌な空気を払拭したかったら、
奥の手として使うのもありかも!?

権利を主張することは何もおかしいことではないのですが、ただくれって言うよりは、

どうしても取らないと困るんです!ってストーリーにした方が断然取りやすい空気感になることは間違いないです!

今後申請する予定がある人は、ある程度ストーリーを構築してみるのもありかも

申請方法は厚生省のサンプル用紙を使えばOK

会社員マン
育児休業申請用紙が会社にないから申請できない…

お困りのそこのあなた。

結論、厚生労働省が公開している、申請用紙のサンプルがあればOKです。

育児休業はそもそも国の法律で定められている権利なので、一企業の社内規定に記載がなくても

法律的に取得することが出来るようになっています。(労働局に電話で問い合わせして確認済み)

しかし、書式等でしっかり根拠を示せたほうが確実なので、サンプルを使用して申請書を提出しましょう。

申請書の効力は絶対。

実は、育休取得希望日の3ヶ月前から社長に相談していたのですが、その内2ヶ月間は返事を濁され放置されていました・・・。

出産予定日まであと1ヶ月を切った時に、改めて取得しても大丈夫でしょうか!?と確認したところ、

『あの紙の通り、休むしかないでしょう!』

と半ギレで言われましたw

いろいろ従業員に対して不当な扱いをしていると噂されている社長だったのですが、

初の男性育休に対して、何も言い返せないくらい書類には効力があると言うことではないでしょうか。

皆さんの会社でも取得までは沢山の壁があるとお思いますが、頑張ってください。応援しています。

【まとめ】育休は積極的に取得しましょう

おそらくまだまだ育休を取得しようとすると、会社から嫌な顔をされることでしょう。

しかし、2022年10月にも法改正があるので、男性従業員でも少しずつ育児休業を取得しやすい空気はできて行くはずです。

この時代の転換点のファーストペンギンとなって、新しい風を会社の中に吹かせてください。

会社の顔色を伺いながら

そして、育休に入ることで、可処分時間が激増した分、資格の勉強や副業に打ち込んで人生をより豊かにしていきましょう。

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