【段取り八部】現場仕事を覚えるためにやるべき最低限のこと3選

  • 2025年4月16日
  • 土木
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後輩
現場仕事を勉強するために、同行します!
ぼぶけん
まさか現場ついてくるだけじゃないよね!?

週の頭に、後輩が威勢良く言ってきました。

やる気があることはとても良いことなのですが、勉強ってなんなんでしょうか?

建設現場に行って、先輩社員が働いている姿を見ることももちろん勉強のうちだと思いますが、それでは不十分です。

先輩社員は、事前に用意できる情報全てに目を通し、当日の作業に必要な物を洗い出し、それからそれからぁ!!!

っていきり立ってますよ。

少しでも現場のことを覚えるためには、当日に迎えまでのスタンスがとても大事です。

・現場仕事を新たにやることになった

・これから、先輩社員と現場を同行させてもらうことになった

・ぶっちゃけ、何からしたらあのか分からない

【結論】事前にやれることは全てやれ!

全てっって何ですか?パワハラですか?

って思う方は勝手に思っといてください。

正味、現場に立って、身になることと言ったら、自分で事前に考えて実行すること、それ以外にはありません。

先輩に先手を打たれて、こうやるんだよ!なんて優しく教えてもらったって何にも身につきませんし、すぐ忘れます。

なので、序盤も序盤、新人として先輩社員に現場ついてって勉強しに行くようなチャンスをもらった人は肝に命じてください。

全てやってから行こう!って!

そうすれば、自ずと、現場で発生したことが身につくはずです。

現場関わる情報を全てチェックせよ!

これってなんの工事をやってるんですか?って当日現場で聞いてくる人がいますが、

それは勉強しに来ているんではなくて、本当に”見に”来ているだけです。

”身に”つけようと思ったら最低限のことはしてから行けたら理想的ですね。

図面、数量、設計書

基本中の基本ですが、図面、数量、設計書は一通り目を通しておくと良いでしょう。

初めての現場同行とかではあまり時間がない状況が多いと思いますが、とにかく素早く全体的にチェックすることを身につけるのも重要です。

先輩に当日やる作業を聞きつつ、図面を確認して、どこの箇所に関わるどういう工種なのか極力イメージしてからいきましょう。

たまに図面も持たずに現場に来て、ここの数字幾つだっけ?って聞いても探すことも出来ないような人がいますが論外です。

全部頭に入れとけとまでは言いませんが、イメージができるくらいには持っていけているといいでしょう。

使用材料のカタログ

カタログには全ての正解が記載されています。

モルタルや樹脂などは、施工環境などにおる使用条件が書いてあったり、品質管理基準、強度などの物性も書いてあります。

現場で実際に使用されいている状況を確認しつつ、工学的な知見も身につけられるとより良いでしょう。

細かい仕様を把握した状態で、職人さんや先輩と一緒に作業をすれば、類似製品の時にも同じようなことを考えなければならないことが体に染みつきます。

建設現場では使用する材料によって細かく仕様が異なっており、正確に把握できていない状態で使用すると、所定の効果が発揮されず

工事が失敗に終わるなんてこともあります。

どんな材料を使用する時にも徹底的に使用を確認することは必須のなので、材料を使用する場合は、必ず目を通しましょう。

必要な資材や機材を確認

施工にあたって、必要な資機材を前日までに準備して行けたら先輩からの評価もバク上がりです。

今まで、図面や数量、カタログを確認したことで、先輩が当日やろうとしている作業に対して必要な物がイメージできると思います。

そこで気になったことは、先輩社員に確認して事前に購入しておく必要があるか聞いてみるとすっごい好印象です。

普通であれば、先輩がとっくに段取りつけていることがほとんどだと思いますが、自分で必要だと思うものを考えて、用意しようとするところまでやると、次回以降で自分だけでやることになったとしてもなんとかやって行きやすくなると思います。

工具であれば、リース屋に問い合わせたり、資材であれば、ホームセンターに買いに行ったり、

必要なものを必要なだけ用意することも現場作業を円滑に進める上でのテクニックになります。

YouTube等で動画教材で勉強

今はなんでも動画教材が無料で整っています笑

測量であっても、例えば橋梁補修工事のような専門知識についてでも、どんなことでもYouTubeで解説されていることが多いです。

なので、どんなにマニアックだなぁって思っても一回検索してみるのは本当にありです。

なんなら、メーカーがオフィシャルで施工のノウハウや必要道具のレビューを載せているので、現場に行くことができない状況であれば、

最も情報を身につける良い手段だと思います。

実際に現場に行って実行するのとはえらい違いなことに間違いありませんが、図面を机上に広げて頭の中だけでイメージすることに比べれば全然よくなります。

それに、先輩社員について行った時に、細かいディテールにてついても把握できていれば、利用価値が高いやつだなと思ってもらえるはずです。

まとめ、事前情報を把握してから行けば、現場行った時にたくさん吸収できる

現場作業自体が、事前準備をとても重要視していることはもちろんですが、事前準備をしてから現場に行った方がめっちゃ身につきます。

そりゃそうだろって思われるかもしれませんが、最近の若い人はマジでこれやらない人が多くいますw

本当に勉強しにきたつもりなのかな?って勘違い新人にならないように、事前情報を洗いざらいチェックして当日を迎えるようにしましょう。

そうすれば、自分の将来のために1日でも早く現場の作業や知識を身に付けることもできますし、先輩社員にイラつかれないで済むとお思います。。。

 

 

 

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