一級土木施工管理士技士の2次試験は、今年から一部変更になりましたね!
事前情報だけでは、どが変わるのか明確に示されていなかったので、特別な対策はすることができませんでした・・・。
私は令和6年に実際に受験をしてきて、問題用紙を持って帰ってきたので、
実際の試験内容がどう変更があったのか、また、今後はどういう試験対策をしていけばいいかについて考えました!
必ずタメになるので、令和7年以降に受験予定がある人は是非とも目を通してください!
・試験内容変更後の内容を知りたい人
【結論】経験論文の出題が2個になりました
今までは、『工事概要』を回答した後、安全、品質、出来形、工程、施工計画から1つ選ばれたテーマに沿って、経験に基づいて記述問題回答していく形式でした。
しかし今回は、『安全管理』と『施工計画』の2項目について経験記述を回答する必要がありました。
以下に実際の問題文を掲載します。
<資料>
安全管理や品質管理、出来形管理は歴代でも出題されることが多かったので、用意している人は多いかと思われますが、まさか一回で2項目も問われることになるとは思っていませんでした・・・。
以前から問題になっている、経験ないのに丸暗記で合格する人がいることを対策することにはなっていない気もしますが、
とりあえず、記述する量が増えていることで難易度が上がっていると感じます。
令和3年に受験した際は、全て回答しても1時間以上時間に余裕があったので、問題用紙をもらわずに退場しましたが、今回は時間いっぱいまで記述問題を書き続けていました。
私は今回で3回目の受験ですが、例年に比べて、早退する人の数が極めて少なかったと感じます。
以下には、今回の経験論文内容の詳細と、それに沿った対策について解説していくよ!
経験論文の出題内容詳細
今までの経験論文は、大別して、設問1と設問2に分かれていました。
問題1(工事概要について回答)
昨年までは、設問1と言う書き方で出題されていましたが、今年は問題1として出題されていました。
回答内容は、例年どりで変更はありません。
ですので、過去問題集にあるような対策例文を参考にしつつ、自分が経験してきた業務の情報を暗記すればなんとかなると思います。
(2)工事の内容
(3)工事現場における施行管理上のあなたの立場
設問1、2(工事概要に記述した工事の「安全管理」、「施工計画」・・・)
例年では、ここで設問2となり、「安全管理」や「品質管理」などが毎年一つ選ばれるので、それについて回答すれば良い形でした。
しかし、今年は、ここで設問が2つ存在していました。
それぞれの項目について、回答しなければなりません。
(1)具体的な現場状況と共に留意した安全管理上の技術的課題と、その課題を解決するために検討した項目
(2)(1)で記述した検討項目の対応処置とその評価
〔設問2〕
(1)施工計画立案に先立ち行なった現場の事前調査で判明した施工上の課題
(2)(1)で記述した課題について施工計画の作成にあたり反映した対応処置とその評価
〔設問2〕上記工事の現場状況から特に留意した品質管理に関し、次の事項について回答欄に具体的に記述しなさい。
(1)具体的な現場状況と特に留意した技術的課題
(2)技術的課題を解決するために検討した項目と検討理由及び検討内容
(3)上記検討の結果、現場で実施した対応処置とその評価
具体的な対策(結局丸暗記でなんとかなりそう)
変更があったとはいえ、項目が増えただけなので、実際は今まで通り丸暗記による対策で十分乗り切れそうな気がします。
とはいえ、過去問の傾向から、『安全管理』と『品質管理』を覚えれおけば最悪なんとかなるという
雰囲気はありましたが、今回の試験を経て、3〜4つは割と完成度高めに仕上げていかないと当日にテンパることになりそうです。
また、2項目出題されることにより、2項目の内容で辻褄があっている必要があるので、いくつかのパターンを想定して記述する練習をしておくべきかなと思います。
2項目の辻褄で減点されそう・・・。
私は今回で3回目の受験だったので、そろそろ合格したいですが、もし来年度も受けることになったら皆さん一緒に勉強してください!