【独学】コンクリート診断士に180日で一発合格した方法を解説(未経験)

コンクリート診断士、一発合格しました。

私が学習に費やした期間や時間、学習方法を参考にしていただければ、一発合格も夢じゃないです!

絶対に今年、合格したい理由を明確にする

資格試験はモチベーションを維持することが不可欠です。

試験日から逆算して3〜6ヶ月間の間、適度に学習のモチベーションを保つことができるように目標設定、動機の明確化をしましょう。

私の場合は、建設コンサルタントから建材商社に転職後に施工管理へ異動したことが受験の動機となりました。

ぼぶけん
設計、役所、営業で成果が出ず、避けてきた現場仕事をやることに・・・。

実質、土木として生きていく最後のチャンスだったので、

箔をつけるためにコンクリート診断士を受験することを決意しました。

この時、妻が一人目を妊娠していたため、稼ぎ頭として成立したいという気持ちが強かった。

コンクリート診断士の講習会動画を真剣に受講する

ちゃんと自分一人で集中できる時間を確保し、申し込み時に購入したテキスト(手引き?)を広げて真剣に受講しましょう。

スーツを着た男性のイラスト(ひらめいた顔)

特に業務で濃厚に関わっていない人なんかは特にですが、知らない単語とか出てくると読むのだけでもシンドくなります。

しかし、この講習会動画は一回真剣に目を通しておけば、未知の情報に対するハードルをグッと下げることが出来るのです。

同僚
最悪、流しっぱで視聴したことにすればよくね?

こう言ってた人は軒並み落ちてましたw

長ったるくてしんどいとは思いますが、ここを本気でやらないと危ういです。

【王道】過去問を10年分解く

シンプルに過去問を研究すればなんとかなります。

独学で何か虎の巻のようなものを紹介してもらえることを期待された方がいらっしゃったら謝ります。

そんなものはありません。

業務未経験なので、ガチで満点狙いに行って初めて、択一の足切りをクリアできる感覚です。

択一試験オススメテキスト

私が実際に使用したテキストは以下の教材です。

コンクリート診断士試験 項目別全過去問題集+短期集中学習用要点レジュメ 2019年版

ぼぶけん
一気に同じ分野の過去問を解くことが出来るのでオススメです。

私は、2020年受験の際に、2017年版を使用して合格しました。

絶版になってしまっているようで、できるだけ新しい年のものを購入すれば問題ないでしょう。

論文試験おすすめテキスト

論文にはこれがオススメ!

2023年版 コンクリート診断士試験合格指南 単行本(ソフトカバー)

このテキストの良いところは論文の書き方の雛形を提示していくれていることです。

わかりやすい論文を書くために、どういった章立てで、どれだけの文字数で構成すれば良いかを学ぶことができます。
流れをパクれば、合格が見えてきます。

雛形を頭に入れることができたら、テキストで推奨されている時間配分を計測し、問いの答えを文字数を意識してどんどん埋めていきましょう。

ぼぶけん
分からない内容であっても逃げ出さずに、言語化を繰り返すことが大事!

文章を書くときは自分の中にある引き出しからしか出すことが出来ません。

なんとなくわかっている事があって、文章化するとなると言い回しなどでつまづいて、モヤモヤ時間を食ってしまうことがありますよね。

どんな内容を言語化出来ればよりスムーズに論文を書くことができたのか?は捻り出して書くことの中から出ないと成長することは出来ないと思います(どの口がほざくか・・・。勝手に書いてるブログなのでご容赦ください。)

間違っていても書ききることをやった後に解説文を読んで、論文作文のさいのレパートリーとして頭に叩き込みましょう。

 

通勤時間を無駄にしない(YouTube動画をリスニング)

車通勤の方、YouTubeで音声学習をしましょう。

電車通勤の人はテキスト開けていいなー勉強できて!車通勤は不利だ!

と思っていましたが、なんと無料で優良な教材が存在していたのです。

講演「コンクリート構造物の劣化と補修技術」 講師 江良 和徳 氏(一般社団法人コンクリートメンテナンス協会 技術委員長) コンクリート構造物の補修・補強に関するフォーラム2018 2018年7月11日 福岡 1日目 第4部 引用

繰り返し聞くことで、実務上ではあまり話に出ることがなくても聴き馴染みが出てきます。

スケジュール管理を徹底しよう(だいたい半年)

未経験で合格するためには、知識を定着させるためのスケジュールを構築することが大事です。

先述のテキストを6ヶ月間でやり切ることを想定してスケジュールを組みました。

1〜2年分過去問を解いて実力を把握する(1〜2日)

ほとんど分からない問題ばかりだと思いますが、土木系の大学を出ていたりすれば業務未経験でもなんとなくわかる問題もあるはずです。

一回解いて、自分がどこが得意で、苦手なのかを十分に把握しましょう。

分野ごとにまとめてある過去問集を解く(苦手分野からやる)(4ヶ月)

先述のテキストを完遂しましょう。

苦手分野からやり始めて、分野別に解き切る時にはある程度解けるようになってるはずです。

この時、特に分からなかった問題をマーキングしておきましょう。

復習する際や、試験直前に見返すときにも苦手分野をリストアップしておくことは効果的です。

過去問&論文問題トライ(1ヶ月)

分野別問題集を解き切ることで、知識や理屈はある程度身についていると思います。

しかし、一回やった問題でもめちゃくちゃ間違えるので、ここで定着するまで繰り返し復習します。

そして知識がある程度頭に入ったところで、先述した論文対策をやることで、ある程度形を作ることができます。

運も実力のうち

暴露しますが、私が受験したタイミングはコロナ期だったため、試験日程が延期されたタイミングでした。

最初は6ヶ月でやり切るようなプランで学習を進めましたが、結果的に、2ヶ月伸びたから合格したのかもしれませんw

このページを検索して、ここまで読んでいただいた方はある意味運がいいです。

コンクリート診断士合格後、4年間橋梁補修工事に従事してきた筆者がどんな質問にでも回答します。

何か気になることがあれば、コメント欄に記入いただければと思いますのでよろしくお願いいたします。

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