【引くてあまた】一級土木を取得すると得られるメリットや将来性について紹介

  • 2025年2月23日
  • 2025年2月26日
  • 未分類
  • 14view

全国各地で日々行われている土木工事。その中で重要な役割を果たしているのが土木施工管理技士です。

特に、一級土木施工管理技士を取得していて、知識や経験を兼ね備えている技術者は、様々な企業から引くてあまたといわれています。

 

そこで今回は、私が10年間土木業界で働いてきて感じた、ずば抜けた将来性や、資格を取っとくだけで得られるメリットを紹介いたします。

【一級土木】3回連続で不合格だった私が推奨する受験対策(割引あり)

ぼぶけん
一級土木さえあれば、とりあえず安心!

一級土木施工管理技士が引く手あまたと言われる理由

一級土木を取得していると、転職市場から引くあまたになります。

・合格率が低い難関資格であること

・4000万円以上の大規模工事を受け持つことが出来るようになること

・資格取得に必要な知識が建設業全てで役立つこと

ひとつずつ解説していきます。

合格率が低い難関資格であること

一級土木施工管理技士は、1次試験と2次試験に分かれており、両方に合格しないと得られない資格になっています。

また、2次試験では、出題される全ての設問に対して記述形式で回答する必要があるため、使用される専門用語まで正確に把握することが求められるので一筋縄ではいきません。

経験記述試験では、毎年出題される課題が変わるため、経験に基づいた試験対策が必要になっています。

それぞれ合格率は、1次試験40%程度、2次試験30%程度。

2次試験だけ受験する人も少なくはないので一概には言えませんが、通算すると12%と宅建や建築士と同等程度の合格率となっています。

現場犬
合格率は低いけど1〜2回で取得は珍しくないよ
実務経験はもちろんのこと、専門外の内容についても記述形式で回答できるように対策をしないと合格することが出来ない資格なので、
取得していると、それ相応の経験や知識量があることが推定されるので、土木業界に置いて重宝される存在となることが出来るのです。

4000万円以上の大規模工事を受け持つことができる

工事を受注する上で必ず監理技術者と現場代理人を据え置く必要があります。

この現場代理人は、工事金額が4000万円をボーダーとして、一級土木施工管理技士が必須となります。

地場ゼネコンでは、切実に一級土木施工管理技士の人数が少ないので、入札参加できる物件数に限界があります。

そこで、経験や技術が乏しくても、資格を保有している人間がいれば、もう一件受注することが出来るようになるので

企業としては喉から手が出るほど欲しい存在です。

資格取得に必要な知識が建設業全てで役立つこと

一級土木施工管理技士を要件として求められるのは、ゼネコンと言われる職種のみになります。

一見、他の職種では役に立たない知識のように感じられるかもしれませんが、専門用語や知識や経験は土木業界に置いてどこに言いてもめっちゃ役にたります。

施工管理技士は現場における専門性を問われる試験ですが、設計であって最終的に現場でどう作るのかをイメージして作ることは不可欠です。

発注者もゼネコンの土木技術者と渡り合ってやりとりをするには専門知識を携えていないと会話が成り立ちません。

他にも、積算や調査系の職種など様々ありますが、一定レベル以上の土木系の専門知識を保有している証明となる一級土木施工管理技士は他の職種に行くとしても重宝されるでしょう。

一級土木施工管理技士としてキャリアを積むメリット

一級土木施工管理技士としてキャリアを積むメリットは以下のようなものが挙げられます。

・転職市場で引く手あまた

・リスクヘッジになる

・地図に残る仕事をすることができる

一つずつ解説していきます。

転職市場で引くあまた

転職市場では引くあまたです。

元請けとして一級土木施工管理としてキャリアを数年積み上げた場合、関わる事業者は以下の通りになります。

発注者、建設コンサルタント、下請け業者、商社、メーカーなど

実際に実務を経験すればわかると思いますが、建設業に関わるあらゆる職種とコミュニケーションをとりながら進めるのが施工管理の仕事になります。

自分自身できちんと自立して仕事をするようになれば、どの業種からでも一目置かれる存在になれることは間違い無いでしょう。

元ゼネコンというだけで、建材商社でも役所でも絶大な評価を得られます。

元上司は70歳でも転職できた

私の元上司は中堅ゼネコン出身でした。

定年後61歳で、建材商社(弊社)に転職し、70歳まで勤めましたが、私が育休を取得したタイミングで辞めました。

その後は家でゆっくり老後を楽しむのかと思いきやそんなことはなく、なんとメーカーへ転職したのです。

元上司は、若い頃の現場経験のせいか、喉はしゃがれて、耳は遠いし、正直コミュニケーションに困るレベルでした。

また、元々勤めていた竹○土木の体質がパワハラ気味だったため、良い関係値の下請けを全く抱えていないタイプの人でした。

しかし、70歳でメーカーにて、顧問のような立場で転職を成功ています。

有資格かつ、業界経験者というのはとんでもなく市場価値があるということをまざまざと感じた実体験でした。

【いつでも辞めれる】リスクヘッジになる

先に述べたように、一級土木としてキャリアを積むと土木業界に置いて需要が高い人材になることができます。

なので、今の職場で人間関係に不満があったり、給料や休み、業務内容に不満がある場合に、すぐに転職出来るんだぞというマインドを持つことができます。

いつでも辞められるんだぞ!と常に思えていることは、あらゆるストレスからの解放を意味すると思いませんか?

どんな会社に所属していても、一級土木施工管理技士を保有していれば、転職市場での需要が高くなるので、かなり辞めやすくなると思います。

会社でのストレスのほとんどは人間関係だと思うので、つまづいたときにはさくっと鞍替えできるように資格はとっておくべきでしょう

ぼぶけん
芸(資格)は身を助くだね

地図に残る仕事ができる

一級土木施工管理技士としてキャリを積む最大のメリットは、地図に残る仕事ができると言うことです。

現在は、大成建設のキャッチコピーとして用いられており、土木に携わる人なら一度は耳にししたことがありますよね。

工程調整や各業者との折衝など、日々の業務を乗り越えて施工を完了させた暁には、

自分自身が携わった構造物が地図上に新たに刻まれていきます。

筆者は橋梁補修工事ばっかりやってきたので、元々地図上に存在するものを直してばっかりですが、それでもやりがいは結構感じます。

ぼぶけん
金やキャリアももちろん大事だけどモチベが保てることも大事よね
一現場を納めた後、施工した構造物を眺めながら、あぁいろんな大変なことがあったけどなんとか完了までこぎつけることができたなぁ
と思いながら缶コーヒーを一缶飲む時がなんとも言えない充足感に満たされます。

まとめ

一級土木施工管理技士として働くことは、建設業における全ての業種に関わるスケールの大きな仕事をすることを意味しています。

そのため、数年間であってもキャリアを積むことによって、いろんな職種から引くあまたの人材になることが出来るのです。

建設業全体は依然として、昔のイメージである3K(きつい、汚い、危険)はついて回りますが、人生を通して打ち込むだけの価値はあると確信しています。

少しでも興味を持った方は資格取得を前提に飛び込んでみてはいかがでしょうか。

NO IMAGE
最新情報をチェックしよう!